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韓国研修

  • 蜂谷鍼灸治療院
  • 2016年5月23日
  • 読了時間: 3分

안녕하세요 アニョハセヨ! 昨日、韓国から無事に帰国できました! 今回の韓国訪問は、親戚の繋がりで、そのご友人である韓国人の方から韓国の鍼灸を学びに来ないか、というお誘いをいただき実現しました! 韓国の韓方医である劉道明 先生 유 도명(ユ・ドミョン)선생님(ソンセンニン) という方に勉強させていただきました。 この方は、韓国で二番目に大きいテレビ局に取材を受けた事もある有名な先生だそうです。 先生は韓国語のみの会話でしたが、親戚のご友人のおかげで、韓国語がほとんど話せない私でもなんとか勉強できました! ありがとうございましたm(_ _)m そこで勉強させていただき、日本と韓国で一番の違いで興味深かったことは、東洋医学の医者(韓方医)で韓医といって、西洋医学の医者(洋方医)のように扱われます。 学校も、日本では専門学校なら3年間、大学なら4年間ですが、 韓国では大学の東洋科という学科があり、洋方医と同じく6年間勉強します。 一番大きいソウル大学では、洋方学科よりも、東洋学科の方が入るのが難しいと言われており、韓方医が韓国でエリートと言われる所以でしょう! 勉強も、洋方医は外科・内科など分かれますが、韓方医はまず身体全体の仕組みから病気の事など、人体に関する全ての事を勉強するということでした。 卒業後は自分で興味のある事や、これを勉強したいというものを特に勉強することで、膝や腰の痛み、内臓の不調など何かに特化した治療院になるそうです。 そして鍼灸だけでやっている所は無く、韓薬(日本でいう漢方)はもちろん、脊椎矯正など色々やっているということでした。 また、日本では鍼、灸、あん摩・指圧・マッサージの中で、持っている資格の施術しか出来ませんが、韓方医は漢方(韓薬)も処方する事ができます。 そして、韓方医は医者なので、鍼やお灸の治療に保険を使えます。 そして、日本では筋肉や痛みに直接アプローチするような治療が増えていますが、韓国では東洋医学の陰陽五行論が特に重視されているようです! 難しいですね^^; 簡単に言うと、脈を診たり、お腹や舌、顔色、歩き方、姿勢、体型など、 患者の全体を見てどんな状態かを判断して、足りないもの(虚証)を補い(補法)、過剰なもの(実証)は削る(瀉法)、そして根本の悪い所を治療するというものです。 そこは良導絡治療にも言えることですね。 長くなりましたが、ご近所の国で雰囲気も似ていましたが、やはり似て非なるのもという事で、鍼灸だけでなく海外へ行く事で文化の違いや言葉の違いだけでも、とても良い勉強になりました! またしばらく韓国語を勉強して、次に行く機会があれば、自分の言葉で会話をしてみたいと思います(^^)

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